日本語練習帳
図書館で何となく手にとってみたのがこの本であった。大野氏の本の内容は大変興味のある分野だったのだが、ずるずると読まないままここまできてしまったので良い機会であった。
内容はというと、「良い文章を書くには」ということについて、練習問題の形式をとって大野氏の日本語に対する見解が述べられている。その内容はすばらしいもので、日頃から自分の各下手な文章に違和感を覚えまくっていた自分には目から鱗が落ちっぱなしであった。
特に私は「が」を文章中に多用しがちである。しかし「が」の多様は避けるべきであると本書にはっきりと述べてあった。その根拠も明確で、さまざまな例文が載っているのも非常に心強い。
アルバイトではあるものの、塾では国語も教えているので本書で学んだことを少しでも生徒たちに伝えていく所存である。そのためには私自身が良い文章の書きてにならなければならないため、さらに研鑽を積む必要があるだろう。
手元に常においておきたい本なので後できちんと購入しようと思う。
何故落ちたか
何故入学試験に落ちたのか。理由は明白である。悲しいかな実力が足らなかったのだ。秋季試験も春季試験も結局のところフランス語がお話にならなかった。仏文科に所属していた僕は心のうちで「そんなはずはない」とどこか逃げていたのだろう。自分はフランス語が出来るはずだと信じていた。しかし実際僕はフランス語ができない。中学生の頃から語学が得意であると自負してきたのに、初めて語学で挫折を味わっている。辛い。
仏文科の大学院を志す以上フランス語はできて当たり前であり、むしろそれさえできていればいい。でもできてない。それじゃあ何回試験を受けても受かるはずがない。
目標は明確だ。フランス語をとにかく勉強しなければならない。